それなら「ポロリ」も復活させるといい

フジテレビがやらかしたらしいこの件。

「まさか2017年に『ホモ』という言葉をテレビで聞くとは思わなかった」フジの番組で物議
(Buzzfeed Japan 2017年9月30日)

今のご時世にこれ、中で誰も何も言わなかったのか実に不思議だが、もう放映されてしまったわけでそこを突っ込んでも放映された事実は消えない。

むしろ気になるのはその後の説明だ。以下手短に。

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ES作成もAIでやっといてほしい

技術が進歩して、各所でAIの活用が叫ばれ実例がどんどん出てきている昨今だが、企業の新卒採用にも、という話。

ソフトバンクが新卒の「ES選考」をAIに任せた理由
ITmedia 2017年08月29日
同社は2017年5月29日から、新卒採用のエントリーシート(ES)選考にIBMの「Watson」(以下、ワトソン)を活用。過去のES選考のデータを学習したワトソンが、受験者のESの合否判定をしているという。

ある意味当然ありうべき方向性なのだが、せっかくなのでネタ的にひとくさり。

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東京五輪は深夜開催で

東京オリンピックが3年後に迫っている。いろいろな問題が次々に噴出して、ある意味「札付き」のイベントになりつつあるが、その中でも、当初からわかっていながらどうしようもなさそうな問題に再び関心が集まっている。夏の暑さ問題だ。

個人的にはオリンピック自体今からでも中止してもらって一向にかまわないのだが、現実に中止する流れにはなりそうもないし、熱中症で死人が続出みたいな状況は見たくないのでごく手短に書く。競技を夜開催にするとだいぶ状況は改善するのではないか。

以下、ネタなのでその点よろしく。

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戦争の何がこわいか

毎年8月になると、戦争に関するテレビ番組が数多く放映される。民放でもいい番組たくさんあるが、特にNHKのドキュメンタリーは見ごたえのあるものが多い。今になって発見される新資料や今しか得られない新証言、新技術で可能になった新たな切り口の分析など、過去をていねいに掘り起こして新たに検証し、残していこうという試みがさまざまなされていて、飽きない。

で、いろいろと見ながら、本筋からやや離れつつ、つらつらと考えたことを手短に。

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大学入学式に親は出るべき?

おおかたの学校ではそろそろ卒業式も終わるころだろう。まもなく入学式シーズンだ。大学も当然入学式を行うわけだが、この時期になると決まって出るのが、入学式に親が出席することへの批判だ。かつては「親離れできないいまどきの子ども」への批判が定番だったが、最近は逆に「子離れできない親」への批判が増えてきているように思う。

昨今、大学の入学式に親が出席することはごく普通になっている。

大学入学式に母親の7割出席 16年春、父親は3割
日本経済新聞2017年1月13日
2016年春の大学入学者の保護者のうち、母親の67.2%、父親の29.1%が子供の入学式に出席したことが、全国大学生活協同組合連合会(大学生協、東京)の調査で分かった。比較可能な08年の調査以降、いずれも最高だった。

この記事の元ネタである全国大学生活協同組合連合会のリリースをみると、親の出席率は08年から16年にかけて約10%ポイント上がっている。

こうした状況への批判は探せばあちこちで見つかる。「最近の○○はだめ」というのは世相をdisる際の定番だが、これで始まる話はまず疑ってかかるべし、というのが山口家代々の家訓(適当)なので、例によって、大学で契約してる朝日新聞の記事データベースで調べてみた。以下、論文ではないので厳密な議論ではない。あらかじめ念のため。

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情報ネットワーク法学会ソーシャルメディア研究会のお知らせ

今度の土曜日、2月25日(土)の10:00~13:00、このようなイベントをやるので告知。

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情報ネットワーク法学会ソーシャルメディア研究会
2016年度研究会

テーマ:ソーシャルメディアとニュースをめぐる現状

基調発表:
 ヤフー株式会社 メディアカンパニー メディアチーフエディター 岡田聡氏

日時:
2017年2月25日(土)10:00~13:00

会場:
 駒澤大学駒沢キャンパス1号館510教場
 https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/campus/komazawa.html

主査及び研究会幹事:
一戸信哉(敬和学園大学)
山口浩(駒澤大学)

この研究会のこれまでの活動の成果は、藤代裕之編「ソーシャルメディア論: つながりを再設計する」(2015年、青弓社)としてまとめられました。
しかし、その後も社会やメディアの状況は激しく変化を続けており、それらをふまえて、さらに考えを深めていきたいと考えています。今度複数回開催される予定の本研究会の第1回には、ヤフーの岡田聡様をお迎えし、ソーシャルメディアとニュースをめぐる現状をふまえつつ、今後の研究会の討議課題について議論していきたいと考えています。

学会員であればどなたでも聴講いただけます。
参加ご希望の方はリンク先よりお申込みください。
http://www.in-law.jp/bn/2017/20170219.html

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男性保育士外しという差別

千葉市の熊谷俊人市長の発言がきっかけで今話題になってるこの件。

男性保育士の女児担当外しは性差別? 熊谷俊人・千葉市長の発言で議論
The Huffington Post 2017年1月23日

関連でいくつかツイートしたらそれなりに反響があったので、少し補足しつつまとめてみる。

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「少女像」を日本人の手で作ってみてはどうか

釜山の日本総領事館前に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像が設置された件で、韓国政府が苦しい立場に立たされている、と報じられている。

釜山の少女像は遺憾、駐韓大使一時帰国など対抗措置=菅官房長官
ロイター2017年 01月 6日

日本側は対抗措置として、(1)在釜山総領事館職員による釜山市関連行事への参加見合わせ、(2)駐韓大使や在釜山総領事の一時帰国、(3)日韓通貨スワップ取り決め協議の中断、(4)日韓ハイレベル経済協議の延期、を打ち出した。かなり強い対応といえよう。

外国公館前の少女像設置 「望ましくない」=韓国外相
Yahoo!ニュース2017年1月13日

この記事に出てくる韓国外交部の尹炳世長官の発言はどうにも苦しそうで、政府間合意と国内世論との板挟みになったご苦労が偲ばれる。先の日韓合意で少女像の撤去は韓国政府側の少なくとも「努力義務」にはなっていたわけで、日本政府の菅官房長官は「引き続き、少女像の問題を含め、日韓合意の着実な実施を韓国政府に求める」といわば突き放した格好だ。

確かに「この問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認」したはずなのに、というのは自然な感想だろう。日本側は合意に基づく10億円を拠出した。合意を破棄して10億円を返せ、という主張も韓国内ではあるようだが、自分たちから言い出して「不可逆」という文言を入れさせた韓国政府としてその主張に乗ることは難しいだろう。「ゴールポストを動かすのか」という批判はかねてからいわれている。

とはいえ、だ。以上を前提としてだが、このまま「突き放した」状態を放置するべきではない、と思うので、できるだけ手短に。

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ランドセル不要論について

ランドセル不要論がまた出てきている。

2017年にはぶっ壊したい、こどもの貧困を生みだす日本の5つの仕組みとは

この記事では、子どもの貧困に関連するいくつかのポイントを挙げて批判していて、その中の1つ、「義務教育でも金がかかりすぎ」というところにランドセルの話が出てくる。全体としてご主張ごもっともなので特に異論はないが、若干煽り気味にも思えたので、とりあえずランドセルについて、こういうこともあるよねという話をごく手短に。

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『聲の形』は「障害者映画」ではない

映画『聲の形』。9月17日に劇場公開されて、気になってはいたが、なんとか間に合った。いい映画だったと思うが、まわりの評価などもちらほらと目に入ってきたので、併せて少し考えたことを手短に。以下ややネタばれあり。既に見た人向け。

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『シン・ゴジラ』に見る日本人のアメリカ観 ( Japanese people's views of America in "Shin Godzilla")

人気怪獣映画「ゴジラ」シリーズの新作『シン・ゴジラ』の北米での劇場公開が10月に迫っている。日本では去る7月に劇場公開されて以降大ヒットとなっており、少なくとも実写映画では今年トップの興行収入となるだろう。

米国でも人気の高い「ゴジラ」シリーズであることに加え、あの「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野監督の作品であるということで、北米でも多くの映画メディアで話題となっている。日本向けに特化しすぎているとの声もあるようだが、日本以外のゴジラファンにも楽しんでもらえるといいと思う。

米国の観客は、『シン・ゴジラ』のストーリーにおいて、「米国」が重要な役割を果たしていることに興味を持つかもしれない。それは単に、主要登場人物の1人は米国人であるからというだけではない。本作における米国の存在感は、日本で作られた他のゴジラ映画と比べてはるかに大きい。

で、思ったわけだ。『シン・ゴジラ』における米国の描かれ方の中に、日本人のアメリカ観がある程度は表れているのではないか、と。

せっかくなので文末に、なんちゃって英訳をつけてみた。正確な対訳でもないし、そもそも適当に書いてるので文法ガーとかあんまりいわないでいただけるとありがたい。

以下ネタばれ全開注意。

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親に謝らせるという発想について

若手男性俳優が性犯罪の容疑で逮捕された件。

俳優・高畑裕太、40代女性に性的暴行加え逮捕」(東洋経済ONLINE2016年08月23日)

報道されている情報をみる限りでは卑劣な犯罪としかいいようがなく、その後の報道のされ方もひどいものがあった。被害者の苦痛や悲嘆は想像するに余りある。慎んでお見舞い申し上げる。

容疑者が芸能人ということもあって、この件ではそうでない場合と比べてはるかに多くの報道がなされているように思う。「元から嫌な奴だった」みたいないわずもがな的な話も多くて若干萎えるが、有名人の持つ社会的影響力を考えればむべなるかなというところもある程度はあろう。とはいえ、それにしても、と気になる部分がある。この俳優の母親である女優の「謝罪」会見と、それへの反応だ。

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「物の怪」としてのゴジラ

今各所で話題の「シン・ゴジラ」を見てきた。なかなかよかった。レビューとかはあちこちで書かれているし、さまざまな読み解きものもいろいろな角度で出ていてそれぞれ面白いが、それを後追いしてもつまらないので、世の中の評価やら作者の意図やらとは一切無関係に、一観客としての個人的な感想を手短に書くことにする。以下ネタばれありなので観た人向け。

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ペンの力を信じないジャーナリストなんて

本件、既にあちこちで火の手が上がっててすっかり乗り遅れてしまったのだが。

ペンの力って今、ダメじゃん。だから選挙で訴えた」鳥越俊太郎氏、惨敗の都知事選を振り返る【独占インタビュー】
(The Huffington Post 2016年08月11日)

もう言い尽くされてる感はあるが、ごく手短に。

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原爆投下は必要だったのか問題について

先週の土曜日、つまり原爆の日に放映されたNHKスペシャル「決断なき原爆投下 ~米大統領 71年目の真実~」はなかなか見応えがあった。簡単にいえば、これまで考えられてきたのとはちがい、「原爆投下を巡る決断は、終始、軍の主導で進められ、トルーマン大統領は、それに追随していく他な」く、広島・長崎が「市街地」であることに気付いていなかっただけでなく、投下の指示自体明確には行われなかった、という内容だったと思う。

毎年、夏になると「原爆投下は必要だったか」は話題になる。何か新しい発見に基づくものもあれば(上記のNHKスペシャルはそれだ)、これまでの論点を整理したり同じ主張を繰り返したりするものもある。原爆の被害の大きさ、悲惨さに注目する人々が「必要ではなかったのではないか」という主張をさまざまな論点や検証をもとに論じるのに対し、アメリカを初めとするかつての戦勝国の人々を中心に「戦争を終わらせるために原爆投下は必要だった」という意見が出され、対立したまま終わる。そしてまた翌年繰り返される。そういった流れだろうか。今年は特に、米オバマ大統領が広島を訪問したことで、この話題はふだんよりさらに関心が集まったように思う。

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