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NBA早稲田大学ビジネス情報アカデミー:不動産金融工学ビジネスコース

今年の4月から、早稲田大学ファイナンス研究センターが実施している実務家向けプログラムであるNBA早稲田大学ビジネス情報アカデミーに「不動産金融工学ビジネスコース」が登場する。不動産金融工学をわかりやすく学び、実務への応用を検討するための講座、と銘打っている。

この記事は宣伝モードが入っていることをおこわりしておく。

本プログラムの監修は、不動産金融工学といえばこの人、といっても過言ではない早稲田大学大学院ファイナンス研究科 川口有一郎教授が務める。おわかりと思うが、学位のとれるプログラムではなく、実務家向けのものだ。もともとこの講座はケン不動産投資顧問㈱の不動産ビジネススクールを継承したものだ。早稲田のサイトからもpdfで取得できるが、パンフレットにある「本講座の特長」を転記する。

ビジネスで活用できるスキルを習得するため、座学だけでなく「Excel」、DCFソフト「(c)ARGUS(アーガス)」、リスク分析ソフト「Crystal Ball」、リアルオプション分析ツールキット「Real Options Analysis Toolkit」などのソフトを利用します。

本コースをコース受講しすべてのセッションを修了した受講生には、早稲田大学ファイナンス研究センター修了認定証書が授与されます。

早稲田大学ファイナンス総合研究所の機能を最大限活用し、リアルな投資判断が行えるような実践的な演習を行います。

プログラムは次のとおり。
セッション1:すべてわかる不動産投資分析ダイジェスト
セッション2:Excelで学ぶファイナンス~リスクとリターンを完全マスター
セッション3:実践不動産投資分析
セッション4:世界標準DCFソフト「(c)ARGUS(アーガス)」完全マスター~不動産の収益還元価値の評価と投資分析
セッション5:実践不動産市場分析
セッション6:実践不動産リスク分析~あなたのビルのリスクは?
セッション7:Excelで学ぶリアルオプション
セッション8:不動産金融工学の基礎~初心者が不動産金融工学最先端を理解するための講座

特別講座(コース対象外)
不動産ファイナンス入門

知ってる人は知ってるが、ARGUSはDCF分析で「世界標準」となっているソフトだ。ここでは新発売される予定の日本版が登場するらしい。コース全体を受講(コース受講と呼ばれる)している人は、自宅演習用のARGUS(期間限定版)までついてくる。全体として、ソフトを実際に使いながら学ぶということで、かなり実践的な内容になっている。

コース受講料は356,000円(消費税込)とかなり「気合の入った価格」だが、各セッションごとの部分受講もできる。

お申込、お問い合わせはNBA早稲田大学ビジネス情報アカデミーまで。

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